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Author:beatrixxx
77年うまれ。広告業。ブログテーマは園芸→旅行へ。常にいちばんやりたいことをやる、をモットーに書き散らかそうかと思います。
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マカオ、光と闇(1)

Fri.26.06.2009 0 comments
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↑ホテル・グランドリスボア26階からカジノ・リスボア(&ウィン)を眺める午前1時

さて、一週間ぶりのブログですが、6/20~22までマカオへ行ってきたので、亜熱帯マカオの植生を織り交ぜつつ、またもや旅の話でもしようかと思います。

マカオへ行くのは約1年ぶり、二度目です。
皆さんはマカオにどんなイメージをお持ちですか?以前はそれこそ、白昼堂々とマフィアの殺し合いが起きる暗黒都市、みたいなイメージもありましたが…

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↑ほぼ同じ場所、午前9時

この写真を見ればわかるように、マカオは昼と夜、聖と俗、東と西、富と貧しさ、ネオンと廃墟、都市と田舎、勝ちと負け…と、さまざまな両極がふつーに混在してる、それが日常であるような不思議な場所です。
最近でこそ女性誌に「東西文化の交差点!」「べガスを超えたアゲアゲのカジノ都市!」みたいな取り上げられ方をされてるようですが、なんつーかこの感じは、行ってみなければわからない。

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↑土曜の夜、人込みに湧くセナド広場入り口

ご存知のように、ほんの10年前までポルトガルの支配下に置かれていたマカオ。
なので街の至るところにヨーロッパ臭の残り香があったりするわけですが、

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↑ほら、ヨーロッパっぽいでしょ

…しかし、それよりもパワーの強い高温多湿どこ吹く風な中華臭に押され気味です。基本的に、人々のノリは香港や台湾のそれと変わりありません。

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↑なんか「蓮花祭」なる記念的な祭りがもうすぐあるらしく、街じゅう蓮の花だらけ

どこを歩いていても屋台の練りモノを焼くニオイが鼻孔を直撃するし、高層マンションのベランダに取り付けられた室外機からは水がポタポタ落ちてきます(亜熱帯アジアのデフォルト)。

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↑廃墟みたいなマンションでベランダ園芸(デフォ)

とはいえ町並みとかは、他のアジアの都市に比べると随分キレイというか、バンコクみたいに道路に生ゴミが散乱してたりはしないし、香港みたいに人がぎゅうぎゅうに詰め込まれてる感じでもない。

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↑白昼、グランドリスボアの金のタマネギ(?)

マカオって、3日いれば観光としては十分なほど狭いんですが、でもって、夜はギラギラのアゲアゲのジャラジャラ(金が落ちる音)なのですが、どっかユルいというか、安堵感をもたらすのですよ(私に)。

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↑町中に点在する公園。

中央分離帯に色鮮やかなカンナやヤシ系の木が植えられてたり、ゆるい感じの公園が至るところにあったり、亜熱帯植物が至るところに繁茂してたり植えられてたりして、カジノのネオンで疲れた目も癒されます(適当)。

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↑開店祝いっぽく並べられた花輪

特に今回は、別に観光ってわけでもないので(1回目に来たときに観光はぜんぶ済ませたので)特に目的もなくぶらぶら歩いたり、モノを食ったり、ホテルのプールで泳いだりしておりました。こういう感じ好きです。

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↑中華圏にしてはゆったりしたレイアウト

まあ、ぶらぶら街歩きとかいっても、ホントにすぐに終わるぐらい小さな街なんですけどね。

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↑中華圏名物、高層ぼろマンション(地震のない国が羨ましい!)

セルビアへ行ったときは順を追ってストーリー仕立ての旅バナをしましたが、そんな街歩きのごとく弛緩した精神でぶらぶらとランダムに(一応、時系列は合ってるのだが)、マカオの写真をアップしていますよ。

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↑雰囲気のある通り

世界史についてここらへんのことが曖昧になってたのですが、10年前までポルトガルに占領されてたといっても、別に戦争に負けて植民地になったわけじゃないのです。なんか資料を読んでもいまいちよくわからないのですが、ポルトガルはイギリスがアヘン戦争で香港を横取りしたのに便乗して(?)、当時の支配者を追い出してなあなあな感じで居座ったみたいなんですよね…

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↑ポルトガル系の建物だっけか?とにかくツタに占拠されてます

どっかの植民地になるのってどんな感じだろう?と日本人である私は思うわけですが、文化としては当然、いろんな血が混じったほうが面白くなります。そして、香港もそうですがマカオも、元植民地っぽい悲壮感とかまるで無い感じがいい。

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↑ベランダ環境が日本より厳しいなか、せめぎあう洗濯物と植物

それだけ中華系の人々がしたたかで強いってことなのかもしれませんが、とにかく、常に生気に溢れた街です。

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↑よく見かけた、サトイモ科の植物(クワズイモ?)。実をつけている

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↑お約束のハス。仏教と関わりがあるのやらないのやら(マカオは道教とカトリック)

ちなみに、前回もですが今回も、香港からフェリーで来ました。40分ほど。近いし、狙い目ですよマカオ!(誰に推してんだか)

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↑全景のヨーロッパ風+背景の無国籍風味…合成写真みたいな風景ですがこれが日常。ちなみに後ろの金色の妙な形のビルは、私が泊まったグランドリスボア

街は、わりと観光客で溢れています。白人もいますが、多いのはやはり中国大陸からの観光客。
彼らの写真を撮るポーズはすげー独特で、おもしろいです。まるでブロマイドか何かのように全身で自分を表現する。

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↑世界遺産の大聖堂の前でキメキメ

しかし、私が今回ここに来て一番感じたのは、一年前と比べて、そんな大陸からの旅行者が明らかに減っている…という事実。

多くは勿論カジノ目当てで来る中国本土の人々ですが、リーマンショックの影響?(銀座でも明らかに中国人観光客のツアーバスが減ってるし)と思ったら、どうやら政府の政策らしい。

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↑観光地わきのベランダだからなんか奇麗 マカオではよくベランダに取り付けられた風車を見かけました

中国人たちはマカオのカジノで大声で話し、騒ぎ、あり得ないほど派手な賭け方をしていて、去年はその勢いが見ているだけで面白かったのですが、中国政府はこれを許さなかったらしい。

当たり前ですよね。どんどん自国の金がマカオに流れてくわけだから。なので、特別なビザか何かを作って、一般の中国人がマカオに簡単に行けないようにしたらしいのです。

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↑マクドナルドのくせに可愛いって何なの

マカオとしては、大陸からの客を当てにガンガン再開発をして、外資のカジノホテルもいっぱい建って、そしてついにカジノの収益がラスベガスを超えた(!)というのに、そんなことになったらたまったもんじゃないはず。

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↑こういうのをつい撮ってしまう

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↑サブカル系っぽい本屋の看板猫(そっくりなもう一匹もいる)


カジノという点で見ると、マカオは明らかに活気を失っていました。
街自体には生命のエネルギーは溢れているけど、どこかバブルがはじけたような妙な弛緩感があったのはそのせいかもしれません。



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↑この光景が

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↑これですからね


私は、グランドリスボアの26階の窓から、今や古株となったカジノ・リスボアのネオンを、飽きることなく延々と眺めていました。

このネオンが一生消えませんように(縁起の悪いこと言うなよ)!と思いながら。


次回へ続きます。

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