FC2ブログ
プロフィール

beatrixxx

Author:beatrixxx
77年うまれ。広告業。ブログテーマは園芸→旅行へ。常にいちばんやりたいことをやる、をモットーに書き散らかそうかと思います。
メッセージはson_of_a_gun77(a)yahoo.co.jp(aを@に変換)まで。コメントもご遠慮なく。
twitterアカウントは@danceandpicnicです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター

スポンサーサイト

--.--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

甘い裏切り

Tue.21.04.2009 0 comments
DSC04667a.jpg

チューリップがそろそろ終盤を迎えようとしている現在、せめて最期に切り花にでもしようと手折ったそのとき、ふと甘い匂いが鼻をかすめた。

先日このブログで芳香水仙について触れ、しかもその前には「チューリップは殆ど香りがしない。」と書いたばかりなのに、出会ってしまったのです。気が遠くなるように甘く切ないチューリップの香りに。

調べてみると偶然にもそれは、香りが弱い品種の多いチューリップの中では珍しく芳香を持つという「クミンズ(趣味の園芸には『カミン』という名前で出ているが)」と「バルバドス」でした。


DSC04668a.jpg
クミンズ 良家の子女的、とか好き放題言ってた清楚なフリンジ咲きです

偶然にも、香りのあるチューリップを切り花にしたということに驚きました。というのも、それが今まで嗅いだなかでも五本の指に入るほど特異で印象的な花の香りだったので。

DSC04623a.jpg
バルバドス 真紅の目が醒めるような花弁

具体的に言うと、バルバドスは、青臭さとイチジクのような水っぽい果実を合わせたような花の香り。そしてクミンズは、バルバドスをさらに濃密にしたような…イチジクとかライチみたいな果実の瑞々しさはそのままに、ちょっと発酵させたみたいな、フルーツリキュールとかワインみたいな、切ない甘さを持ち合わせた香りがしたのです。

ネットで調べてみたところ、香りをもつチューリップの香りの方向性はいくつかあって、バルバドスは(香水の香調的に言うと)西瓜みたいなアクアティックな香り+グリーンフローラル。クミンズはまさにフルーティフローラル。みたいな感じで。そのままですね。

クミンズの香りが本当にヤバい。この香りの香水があったら欲しい。こんな清楚っぽい見た目のくせに…こいつ。やっぱ伊達に紫じゃねえな。こないだの水仙よりもずっと濃密で、瑞々しい。思わぬ裏切りに衝撃を受けました。
バルバドスは、見た目の派手さのわりに香りは清楚。つーか名前の音からカルバドスを連想してたせいかもだけど、これもわからんもんですね~。

…で、裏切りといえばこちらも。

DSC04654a.jpg

ク…クロユリの芽が出た~~~~~~~~~~!!!
なんで驚いてるかというと、これ(本来は9月頃植えなきゃいけないのに)11月末ごろ植え付けて、それから半年近くまっっっったく音沙汰無しだったからです。同時期に植え付けたチューリップやスイセンがどんどん芽吹いて開花していくのに(チューリップなんて年内からちょっと動きがあったもん)なーーーーーーーーーーーーんも動きがないんで、てっきりもう無理かと思ってました。

高山植物であるクロユリは、東京で育てるのには少々難度が高いので、これから無事に開花までこぎつけられるかわかりませんが、とりあえず芽吹きというのは嬉しいもんです。


…ところで、今日の夜から本当は甲府ロケに出かける筈だったんだけど、天候不良により延期。これも嬉しい!(週始めから無理すると体力持たないんで!)





**************************


安全地帯V安全地帯V
(2007/03/07)
安全地帯

商品詳細を見る



半ばヤケクソのようにいろんな曲を詰め込みまくった安全地帯の「V」。
懲りずにレビュー二回目行きますよ。

ラテンとかジャズとかファンクとかブルースとかブラックコンテンポラリー(死語)とか、いろんなジャンルを取り入れる際、当時のバンドにはどうあがいても「超えられない壁」みたいなのが存在したんだと思うのね。

例えば、黒人の肉体には敵わない。ラテンの血には敵わない。そのビートや熱を我が身に宿すことなど不可能だ、的な。そういう訳で80年代って、例えば英米でも、色々とひねくれたニューウェイブバンドとかが出てきて面白かったんだと思うんです。今や千葉の地方都市に棲息しててもB-BOYになれる時代だけど、当時は違った。その超えられない壁に対してどうリアクションするかが問題だったんじゃないのかな。

でも、ここでの安全地帯はまーったく無問題。既に様々な音楽のエッセンスを自らの道具として自由自在に使いこなしている。血肉にして鳴らせている。鈴木雅之みたいに根っからネイティブみたいな人は別としてさ、これ、当時の日本人バンドとしては快挙だと思うわけ。

なぜそんなことが可能だったか?と考えると、彼らの天才的な演奏の上手さやビート感は勿論としても、もう何ものにも代え難い玉置浩二の歌唱がもつ「官能」。これが一番だと思うんです。
日本人離れした肉体も、熱き血もないけど、生々しい「色気」がある。色気って無敵なんだな~と、これを聴いてあらためて感じました。アホみたいな意見ですが本気です。
これは本当に掛け値無しに言うけど、玉置浩二は奇跡のようなシンガーじゃないだろうか。(もちろん、作曲家としてもかなりの才能ですが)
まぁこれを言っちゃベタすぎるけど、声自体がセックスみたいだし…


あと、曲に関して。
私は、大体のバラードはイージーリスニングとして聞き流してしまう病&前向きすぎるロックはウザイんでシカトしてしまう病(治ればいいんですけどね…)で、安全地帯に関してもそれは例外じゃないんで、つい、大人のアブナイ恋愛を歌ったような小洒落た曲、安全地帯的としか言いようのない曲に耳が行ってしまいます(安全地帯で一番好きなのが「デリカシー」)。

安全地帯の詞ってほぼ松井五郎という職業作詞家が書いてるんだ、と知ったのはつい最近のことですが、松井氏は本当に天才的ですね。男女間の心情の動きの描き方が絶妙だったり、情景描写がうっとりするほど美しかったり、韻の踏み方、言葉遊びの仕方がコピーライター的に巧妙(現代のコピーライターはそんなことしてたら怒られますがね…)だったり、まさに80年代の作詞ってこれだよね!という素晴らしさ。
そんで、音と声にばっちり絡み合ってて、玉置浩二が自然と口にしてるように思えるとことか、もう、これも奇跡的って感じです。

この「V」でも、その天才的奇跡的な曲とリズムと詞と声のコラボみたいなのは成されていて。
一番好きなのは「不思議な夜」っていう曲。
即興的なメロディ(?)に、ちょいブラジル/アフリカ入ったようなアレンジ、妖しげなパーカッション、囁くような声…確かにどう聴いても不思議です。
空調の効いた部屋で、男と女がいて、夜でも朝でもない時間で、どうにもドラッギーで、お互いの体温や息遣いまで感じられるような空気感。
“悪かったと したかったとが いつもはじけるのも わずらってる恋のせいで” “翔べればいけそう やめれば負けそう” “泣ければいけそう 決めれば負けそう とぼけるだけだね”って!
いや~、こんな詞書けないよ。凄い。
単純に“みすみすキスされてやる”(「Miss Miss Kiss」)とか、そういう言葉遊びも凄くいいんですけどね。あと、“ばらけたキスに 蜘蛛が糸をひいた”(「乱反射」)みたいな笑っちゃうほどまんまエロみたいなのとか。


…いやあ、安全地帯みたいなものが存在しない現代はつまんないっす。

« 春雪草 - Home - 軽井沢人工庭園(2) »

- comments
0 comments
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

- trackbacks
0 trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

topTop

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。