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beatrixxx

Author:beatrixxx
77年うまれ。広告業。ブログテーマは園芸→旅行へ。常にいちばんやりたいことをやる、をモットーに書き散らかそうかと思います。
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25年目のチェルノブイリ・ツアー(2)圏内へ Tour of Chernobyl 

Sun.29.05.2011 0 comments
tatiiri
↑画面が暗いのは隠し撮りだから(笑)


キエフを出発してから約2時間。
森林や、畑や、特に代わり映えしない景色のなかを走り続けていたバスは、突然行く手を阻まれて停止する。
30km圏内の検問だ。バスの中に緊張感が走る。

R0011544a.jpg

写真は撮るな、外に出ろ。と言われた私たちはバスから降りて、一人ずつパスポートのチェックを受ける。
そして再びバスに乗り込む。この時点で、キエフの街から同行してきたツアー会社の担当者はバスを降りて、代わりに若い男性が乗り込んで来た。まだ20代に見える彼は、ウクライナの職員であり、チェルノブイリのガイド役だと言った。

ついさっきまでぼんやりと車窓のどかな景色を眺めていた私もドキドキしてきた。

ここから先は、立ち入り禁止区域。ついにチェルノブイリに着いてしまった!!!!!

R0011558a.jpg

バスはゆっくりと走り出す。特段変わった風景はない。緑豊かな森林が広がっていて、死の街と言われるような不吉な感じもない。多分ここにいきなり連れてこられてもここがチェルノブイリだとは思わないだろう。

R0011569a.jpg

そして私たちを乗せたバスは、比較的新しい建物の前に停車した。
洗濯物が干してあり、小さな庭には花壇があり、変なモニュメントと、「世界人類が平和でありますようにというおなじみのアレが立っている(あの団体、手広いな)。こんなところで日本語を見るとは思わなかった…
誰かに餌付けされているであろう野良猫が寄ってくる。

ここは恐らく職員用の待機場所兼、訪問者用詰所か何かなのだろう。中には数々のチェルノブイリ事故の写真と、汚染区域などの地図などの資料が展示してあった。

R0011806a.jpg

汚染されて廃棄された重機の写真や、消火にあたった消防士たちの写真…皆、それらを落ち着かない様子で眺めている。
そこにガイドがやってきて、一枚の誓約書にサインするように告げた。

DSC_0067a.jpg

敷地内の物に手を触れたり、持ち帰ったりしないこと。スカートやサンダル等、肌を露出した服装は禁止。エリア内での飲食や喫煙も禁止------------------
そんな注意事項に付け加え「万一健康被害が生じても責任は問いません。」という旨に了承したとして、全員がサインしなければならない。

皆、神妙な顔つきでサインしている。もちろん私もする。3.11以前だったらある程度恐怖を感じたかもしれないが(ていうかそれ以前にわざわざチェルノブイリに来なかったと思うけど)、正直、ぜんぜん怖くない!!そんな状況が逆に怖いけど。

DSC_0072a.jpg

こうして、身の危険を承知で、放射能汚染地帯へレッツゴー!という想いがひとつになったところで(?)、二つ目の検問。10km圏内だ。何かいよいよモノモノしくなってきたな。

DSC_0081a.jpg

車窓からは、生い茂る緑とどんより重い空の狭間に、発電所関連の建物が見えるようになってきた。そして、

DSC_0090a.jpg

4号炉だ!!!

R0011576a.jpg
↑思ったより低いんだけど(警報が鳴る設定が低すぎるんだと思う)

ピーコンピーコンピーコン…車内では、けたたましくガイガーカウンターが警告音を発していた。
おおっ!とおののきながら、それでも気分的には、「TVでずっと見てたあの4号炉が生で見られるなんて!」という感じに近い。
このときは、まさか後に4号炉のすぐ手前まで行けるなんて思ってなかったんだけど。

DSC_0105a.jpg


バスはさらにどんどんと進み、初夏の緑に埋もれた道を走ってゆく。そして私たちは、ある街の中へと入る。


R0011810a.jpg
↑花と犬と看板のコントラスト。(カメラのせいで色がおかしくなったが、これもまた気分)

プリピャチ市/Pripyat/Припятьだ。
チェルノブイリ原子力発電所から4km圏内の、あまりにも有名なゴーストタウン。

DSC_0066a.jpg
↑さっきの待機所に掲示してあった、当時のプリピャチ市の看板の写真。実物は撮り損ねたが、街の出入り口にまだあった。

街のなかへ入って行くにつれ、廃墟と化した団地群と、それを浸食してゆくような樹々や雑草が目に入る。かつては整然と整備された道に沿って、街路樹として植えられていたであろう植物たち。


DSC_0116a.jpg

プリピャチ市の真ん中で、バスは停まる。ここからアパートや遊園地を観に行く、とガイドは言う。私たちは全員、バスから降りて歩き出した。あの観覧車は観れるんだろうか、と期待に胸を弾ませながら。

(その3に続く)

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