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Author:beatrixxx
77年うまれ。広告業。ブログテーマは園芸→旅行へ。常にいちばんやりたいことをやる、をモットーに書き散らかそうかと思います。
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香菜花

Thu.30.04.2009 0 comments
DSC04701a.jpg


さて、なんの花でしょう?
清楚な小花の集まりからなる、白く可愛い花で、鼻を近づけるとほんの少し芳香がするのですが。(写真の左上にまたヒト科の指が入ってしまったことは置いといて…)

DSC04688a.jpg

答えは、セリ科コエンドロ属コリアンダーの花です。
つまりこれ、パクチーの花なのです。ちなみにパクチーって種もスパイス的に使えたりするんだけど、花にはあのニオイがないよ。

ここ最近トウが立った報告ばかりしてる気がしますが、パクチーまで開花してしまいました。春だなあ。

DSC04670a.jpg

花の咲く時期になると、(これはトウが立つ植物どれもそうですが)花茎が伸びて、やたら背丈が高くなります。多分いま60cmぐらい。ちなみに花茎に付く葉っぱはいつものパクチーの葉より細い感じのもので、これにはあまり風味がない…

しかし、よく花が咲くまでに至ったなぁと。パクチーって今まで栽培しても二回失敗してるんですよ。一度目は雨に当たって倒れたところにアブラムシにたかられて枯れ、二度目は種と発芽した双葉をゴキブリに食べられて(ベランダでですよ)跡形もなくなり…という感じで。意外と難易度高いと思われます。

バジルとかって日本の気候で放ったらかしてもワサワサ茂るぐらいかなり強健だと思うんですが、コリアンダーはそうはいきません。

DSC04669a.jpg
蕾のうちはピンクがかってます…

まず、雨風に弱いのと過湿に弱いんで、発芽して茎が太く丈夫に育つまでは、軒下で管理したほうがいいです。そして過湿にせず、乾燥気味にしておく。
そして、大きくなってきたら風通しのいいところに置いて、アブラムシにやられないように気をつける。

バジルのように摘めば摘んだだけ脇芽が出るタイプでもないんで、料理に使う際の毟り方にも気を配る。そんなところでしょうか…うちのボス(会社のね)が「うちの庭ではススキみたいになってる」とか言ってたんで、土地が合えばワサワサいくのかもしれませんね。

ちなみにパクチーはタイ料理だけじゃなく、中華全般、はたまた和食でもお茶漬けのアクセントとかね、いろいろな用途があるんで、オススメですよ。三つ葉と同じセリ科か!と知ってなるほどーと思ったけど、芳香がキツいようで実は上品なのね。

これは秋に蒔いた種でして(ちなみに冬にはちょっと紅葉もするよ)、間髪入れずまた蒔きたいんだけど、春蒔きだとあまり成長しないうちからトウが立ってしまうんだそうな。植物って融通利かないっつうか、季節に正直ですね。とりあえず春には絶対咲く、と。




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先日、会社でパラパラとフィガロジャポンのフランス映画特集を見てて驚いた。ギヨーム・ドパルデュー(ジェラールの息子)が昨年10月、この世を去っていたんですね。37歳、短すぎる生涯だった。そんなわけで彼が主演している「Pola X」(監督:レオス・カラックス)を紹介します。

この映画を観たのはちょうど10年前だったか、確か何かの試写会だったと思うんだけど…なんというか、観てしばらくは立ち直れなかった。
ひとことで言うと、何不自由ない生活を送ってたボンボンの主人公(覆面小説家)が、東欧移民みたいな見すぼらしい腹違いの妹(と名乗る女)と出会って以来、この世の真実みたいなものに気づいてしまい、それを追い求めて堕落していく…という、救いもへったくれもない物語なんだけど。

なんか、私は当時いかんともしがたい状況に置かれていたんで、どうも物語に過剰に移入してしまったというか、身につまされたというかで、物凄いショックだったんですよね。
ホントに、なんつーか救いが微塵もない。まぁ、唐突にノイバウテンみたいなアングラバンドが出てくるとことか思わず笑ってしまったけど。

っていうか、主人公が住んでいた「光」の世界と、邁進していく「闇」の世界の対比がめちゃめちゃ強烈で、比喩としての映像がそのまんまっつうか…ギヨーム演じる主人公がエレベーターで下に降りてくとことかね、あまりにえげつないというか露骨で、そういうとこも笑えなくもない。それぐらい寓話的で、かつ神がかった感じもするという、ちょい厄介な映画です。

しかし。原作がメルヴィルの「白鯨」だとかで、原作読んでないけど、そんでこの映画も難解だとか駄作だとか言われてるようなんだけど、正直どこが難解なのかさっぱりわかりません。確かにテーマもちょい大きめで、真の芸術とは何か?とか、西欧と東欧の歴史的背景とか、自己愛の投影であるかのような愛情とか、そんな要素もあったりするけど、私としては、カラックスの「青春映画」(=中二病映画)の系譜と何ら違うところが無いという印象です。

そもそも「真実とは何か」みたいな問いだって十分に青臭いじゃないか。近親相姦にしかなり得ないような恋愛だってそうだし。カラックス本人は、自身のコピーロボットのようなドニ・ラヴァンではなくギヨームを使い、大仰な物語性/聖性みたいなものを表現することで従来の青春映画とは違う高みを目指したんだろうが、そんでそれはある程度成功してるんですが、それでも、カラックス映画以外の何モノでもない、って気がします。あ、ちなみに褒め言葉ですが。

この映画におけるギヨーム・ドパルデューは、本当に、(演じてるというより)主人公そのものであるかのように見えます。最初の毛並みのいい感じも、後期の足引きずってるとこもハマりすぎ…と思ってたら、ホントにこの直後ぐらいに足を切断してたんだってさ(バイク事故の後遺症で)。そんで、父親との軋轢に苦しんでドラッグに溺れたり、恐喝容疑で逮捕されたり…と、いわゆる「不幸な二世」の典型みたいな生涯を送ってたらしい。

私は、もっと色々なギヨームを観たかったよ。例えばジョニー・デップのような、ああいう「個性派だけど主役」みたいな立ち位置に行くことができる数少ない俳優だと思っていた。あまり俳優に思い入れを持たないほうだけど、ギヨームのことはPola X以来ずっと何となく気にはなってただけに、ショックです。というか、哀しいです。
Je prie son âme peut rester dans la paix....Au revoir!
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