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beatrixxx

Author:beatrixxx
77年うまれ。広告業。ブログテーマは園芸→旅行へ。常にいちばんやりたいことをやる、をモットーに書き散らかそうかと思います。
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twitterアカウントは@danceandpicnicです。

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キモカワブーケ

Sun.04.10.2009 0 comments
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ベンケイソウ科 エケベリア属 “霜の朝(あした)”


ああ風邪を引いてしまった。38度も熱が出るし、寒気がするしで新型かとビビッたよ。もうアホみたいに忙しいし働きたくない…半年ぐらい休みたい…いや10年ぐらい…

と弱気になりながらもベランダからは水を求める声がするので、枯れない程度に水をやり、枯れたものは抜いたりしてるんですが、今ってまったく中途半端な季節だね。ゴーヤやアサガオは弱りながらも咲き続けていて抜けないし、夏服を片付けたくても冬服出すには早いっていう状態と同じだ。

そんなわけでベランダがとっちらかっていて多肉でも撮っとくか、てなもんです(いや多肉も色々とトラブったりしてて大変なんだが…)「霜の朝」が、名前に似合わずこんな初秋ではありますが花をたくさん咲かせています。

DSC05960a.jpg
↑全景

エケベリアの花ってのは色々ありますが、これは結構地味なほうですね。色が薄い黄色で、華やかさがない。本体のほうが青緑がかった色で可愛いっていう。

とはいえこれ、実は2週間ほど前に撮った写真で、花茎に沿って次々と蕾が出来ては花開いて行くので、最近では本当に何十個も花やら蕾をつけて、さしずめブーケのようでした。蕾まで肉厚なんでキモイ感じではありますが。

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↑肉厚なんだよね、ガクが…

恐竜が生殖器でも伸ばしてるかのようです…多肉の魅力とはこのようなキモカワさに尽きますね。私は結局、この手の白い粉をかぶったような、青緑っぽい色の多肉が好きなので、“霜の朝”とか、どうってことない普及種であれ、うっとりしながら眺めています。

DSC05965a.jpg
↑本体

本体のほうは、変なとこから花茎が伸びたのと、夏の間の日光に色々と惑わされたせいで曲がって成長してしまい、何だかなあという感じではありますが…

こうやって比べてみると、蕾のほうが僅かに赤紫がかってて、キュート。
本当は現在、多肉はコナカイガラムシ祭りが催されていて(大盛況!)いろいろと手を焼いているんですが、それはまた別の機会に。

DSC05959a.jpg
↑同じくエケベリア“ルンヨニー”の花も、まだ咲いてます(こっちのが派手でかわいい)




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They Could Have Been Bigger Than The BeatlesThey Could Have Been Bigger Than The Beatles
(2009/08/12)
Television Personalities

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最近リマスター盤の発売でビートルズのプロモーションが凄いわけですが、それでふとこんな大それたタイトルのアルバムを出したテレヴィジョン・パーソナリティーズのことを10年ぶりぐらいに思い出した。

音楽的に言うと、いわゆるへなちょこパンクというか、ギタポとかローファイとかオルタナとかあの辺の元祖っつうか、80年代初頭のラフトレードによくあった音というか、ネオアコバンドが結構リスペクトしてた、とか、あと、アラン・マッギーとかカート・コバーンとかジョー・ストラマーとかサーストン・ムーアとかに実は好かれていた(ヴァセリンズみたいですね)とか、そういう感じです。

スカスカ、ヘナヘナした薄っぺらくてラフな音と、ヘタウマなボーカルみたいな、こういうのって数年に一度は出てくるパターンな気がする(今なら、それにディスコ風味とブスっぽさを振りかけたCSSとか)んだけど、やっぱこのへんが元祖でしょう(さらに元祖は、多分Velvet Underground)…今出てくる新人バンドでこういう「無力感をウリにする」「世界の端っこで何かを叫ぶ」みたいなのって聴く気にならないんだけど、TVPsは素直に好きだな。純粋で、狙ってなくて、本当にへなちょこで、でもメロディがキレイでさ。パンクでさ。

90年代に、マイナーなUK/USインディーみたいなのがいっぱい掘り起こされたのって、日本における渋谷系の流行が大きかったと思う。当時は西新宿とか渋谷のレコード屋でみんなこういう盤を漁るという文化があって、本当にピンからキリまで、つまんないのから意外な問題作まで、ありとあらゆるこういう系の音が掘り起こされてた。私の周りの人の流れがそういう感じだったのです。それで、TVPsを知ったのも当時の彼氏の影響だったよ。

甘酸っぱい話だけど、この辺りの話って結局甘酸っぱいのだ。何故なら音楽自体が甘酸っぱい青春の光と影、みたいな音楽だからです。こういう系の音楽の良さって、埃っぽいレコード屋の空気とか、雑居ビルの階段とか、狭いクラブの照明とか、汗臭いライブハウスとか、安い居酒屋のチューハイとか、そういう個人の(肉体が記憶している)思い出と密接に結びついてるわけで、それは万国共通なんじゃないかとも思ったりする。

いまAmazonやYouTubeで自分の魂に響く音楽(!)を探すということと、前述の肉体に結びついた記憶というものは、やっぱり全く別モノだろうと、年寄りのノスタルジアにとられても仕方ないけど、思うわけです。とはいえ、若者の無力感/全能感とか衝動といったものも時代は問わないわけで、世界のどこかでは今でもTVPsみたいな音楽が鳴っているのだろう。……まぁ、今自分が若者だったらこういう音楽はやらないから(やったとしたら、それはただのパロディつうか怠慢だ)、やはりこの時代ならでは、ということではあるんだけど、このスピリットは、世代を超えて脈々と受け継がれているロックのある種の完成型(!ヘタウマなのに)なんだと思う。

ちなみにTelevision personalities自体は、刑務所入ったり薬中になったりして長らく消息が危ぶまれていました(!)が、最近また新譜を出したりして、元祖・へなちょこNW青春パンクの金字塔(?)は、健在なようです。誰が何と言おうと好きなんだよ!!と世界の端っこで叫びたくなるような音楽。
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SEASON OFF

Tue.25.08.2009 0 comments
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ベンケイソウ科 エケベリア属 ルンヨニー  Echeveria runyonii


キューバでこんがり焼けてきた管理人とは対照的に、夏の太陽なんかどこ吹く風、てな顔で白々と花を咲かせていた奴がいらっしゃる。

とても青白い本体に似つかわしくないほどの赤い花。か、かわいい……。パラソルの下で日に灼けもせず微笑んでいるお嬢さんつーか。エレガントです。エケベリア「ルンヨニー」の花。

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↑引きで見るとこんなん

買った当初からすぐに蕾がついてしまったので、まだ黒ポットのまま植え替えていないのに、この暑いのにそんなのお構いなしで咲いている。ひ弱そうに見えて凄い。

今年は、我が家の多肉たちにとって初めての夏越しで、蒸れて溶けたり腐ったり焦げたりするのが出てくるかな~と思いきや、今のところ大丈夫っぽいです。

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↑ルンヨニーの本体。こりゃまた白い。

私は結局このような青白い多肉が好きなので、似たような色彩のものばかり集まってしまうのですが…この類、ホントに弱そうに見えてなかなか強いね。

とはいえ、なんだかんだで死亡者は出てないものの多肉は全体的にバテ気味で。日光の加減がちょうど良くない感じだったりもし、微妙っちゃー微妙です。
ほかの草花がすぐに水切れを起こすのでそっちに構いっぱなしになってて多肉は放置ぎみにしてたら、先日気づいたときに、実はコナカイガラムシが大発生してて、多いのには一株に100匹ぐらいついてたりとか、軽くホラーでした……(全部竹串で突き刺してオルトランまいたけど、大丈夫かどうか…)ああ夢に出てきそう。(ちなみに「トップスプレンダー」に一番たかっていた)

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↑こちらも開花。同じくエケベリア属“ハムシー” Echeveria runyonii

このハムシーも、もっさもっさした毛に覆われている(ベルベットみたい)ので暑いはずなんだけど懸命に花を咲かせている。地味な花で、本体も一時の見る影もなくすっかり緑になってしまっているのだけど。

DSC05893a.jpg
↑ちょい引きで。

“ハムシー”は、他のエケベリアとは花の付き方が違う。葉っぱのあいだから長い長い花茎を伸ばすんじゃなくて、もともとの枝の先がちょっと伸びて、分かれるようになって花になるっつーか…。うちだけでしょうか。本当はもっとちゃんとした花が咲くはずなんだけど、あまりの暑さのせいか途中でスタミナ切れ。

多肉はやっぱり、秋と春だなぁ。強いように見えて、日本の気候はツライっす。

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↑春のハムシー。一番奇麗に紅葉していた頃

なんつーか、夏の多肉ってオフシーズンのリゾート地みたいなんだよね。それも悪くはないけど、あーあ。




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最近私は、とにかく金が欲しい。金、金、金、金、金の亡者だ。

…つっても、別に生活費や遊興費が欲しいってんじゃない(くれるならもらうけど)。欲しいのは制作費。つまり予算。

「金がなくても良いものはできる。」…それは確かにある意味で真実だが、だけどそれを真実だと言うなら、
「金があればあるほど良いものができる。」というのだって真実なのだ。と私は今、声を大にして言いたい。つうかね、この際だからはっきり言わしてもらうぜ、「金がなくても良いものはできる。」なんて、お前ら上の世代がロスジェネ(笑)をなだめるための方便だろ!!と。(何この恨み節…)

金があれば海外ロケができるし、大掛かりなセットも組めるし、最高のキャスティングで、最高のヘアメイクとスタイリストと衣装で、もちろんフィルム撮影で、そしてクライアントだって心にゆとりがあるし(笑)、15秒なんてケチ臭いこと言わずに30秒とか60秒だ。バージョン違いで3パターン、年間シリーズで4回。…みたいな。CMだと仮定したら、ですが。

もうね、本当に最近私は、自分がどんなに飢えてたのかってことを思い知ったよ。確かに、金が無くてもいいものはできるよ。だから、金の無さを言い訳につまらないものを世に出したりはしないよ。だけどな、やっぱり金なんてあった方がいいに決まってるんですよ。もう、手作り感とかインディーズ感とか等身大とか共感とか、そういうのうんざり!だって実際、「うわ~これ、金が掛かってるなぁ」って事実だけで、時に胸を打つものが存在するんだもん。アホみたいだけど仕方が無い。

何でこんな事をわざわざ言うかというと、youtubeで引き続き80年代後期~の映像を見てて、「バブルの豊穣」みたいなのを思い知ったからなんだよね(いや記憶にはあったけど、氷河期が長過ぎて忘れてた)。何なの?その後の時代って。結局、低栄養でも、粗食でも生きられるように慣らされてきたようなもんじゃん。ああくだらねぇ。粗食だと一口一口を噛み締めるようになりますね的な、食べ物に感謝しますね的な、それを豊かだと呼ぶような文化なんて、厭だ。広告代理店がエコなんて言い出しちゃ終わりでしょう(お前らの存在自体が非エコにも程があるのに)。

結局のところ金(億単位の)が無いと豊かにはなれない。だってこれは資本主義なんだもん。そういう意味では私は今、非常にハングリー!

リラクシング★ジジイ

Sat.13.06.2009 0 comments
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ベンケイソウ科 エケベリア属 “高砂の翁”
Echeveria cv. “Takasagono-okina”

は~~。暑い暑い蒸し暑い!!!
…とでも言ってるかのように、大きく葉を広げてくつろいでる高砂ジジイ。このところの気候のせいもあり、ちょい締まりなくだらしないお姿です。

そもそもなんで翁なのか。葉先にフリルまで付けやがって、艶っぽすぎじゃね?

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引いてみた

よくよく見ると、水色とか青緑とか黄緑とか薄黄色とかピンクとか薄パープルとかグレーとか蛍光オレンジとか混ざってて、大変アシッドでいらっしゃる。夜明けに見ると特に美しい。

この外葉の蛍光オレンジって、昔々のウインナの皮を思い起こさせますね。いや小さい頃、親には「体に毒だ」と言われて食べさせてもらえなかったけどね…つか未だに下北あたりの安飲み屋ではわざと出るけどね。

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寄ってみた 

うちの多肉の中では新入りの部類なのですが、小さい鉢にぎゅうぎゅうになってたのを植え替えただけで一気にデカくなった…30cmぐらいになるらしいんで、アガベばりに迫力ある感じに仕立てたいものです。今はキャベツっぽいけどな…

それにしても多肉はやっぱこういう、色褪せたレコジャケのようにサイケな色合いの物がいい。可愛いというより美しくてヤバい。多肉に関しては、ついつい鉢や棚も合わせてペイントしてしまう。雑貨的に甘口で仕立てるというよりは、原産地(アフリカとかメキシコとか)の乾いた感じ&ささくれだって荒涼とした感じ&幻覚みたいな呪術的な感じを増強させたいのだ。ま、無茶な望みですが。



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Future DaysFuture Days
(2008/04/15)
Can

商品詳細を見る


多肉のアシッドな色彩という意味ではBoards of Canadaがダダハマりなんだと思いますが(本当に合う。あの歪みつつ美しい不協和音とかが、境界なく混じり合う色彩に通じる)、以前に紹介したのもあってCANでも載せてみよう。

CANって、私はニューウェイブ的(非プログレ)な流れから入ったので、どう分類するでもなく昔から単に肌馴染みのある音、という感じになってたんだけど、クラブミュージック系統から遡って聴く人も多いので、定期的に掘り起こされてますよね。つかもはや聖典?とはいえ、これは元祖ポストロックだ!とか言う人は、なんか身体が弱そう(細菌に感染したりしたらすぐ死にそう)なんでイヤだ。…このアルバムにはもっとHAPPYな身体感覚がある気がするよ。殺気もあるけど。

それにしても“共感覚”って簡単に言うけどさ、植物って、視覚から香りも音もテクスチャも同時に呼び起こすのが凄い。強すぎる。


リラシナ開花

Thu.14.05.2009 2 comments
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ベンケイソウ科 エケベリア属 “リラシナ”Echeveria lilacina


さて、セルビア旅行の話はゆっくりしたいものの、留守にしてたり帰ってからもバタバタしてたりでろくにベランダの世話がやけてないのに、さすがこの季節、ベランダでは刻一刻と何かが起きているのです。

そのひとつがリラシナの開花。

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上から見たところ。かわいいタコウインナ

ちょっと、うっかりしてるうちに満開期を逃しましたが、花は一番目のが咲いてから全部咲き終わるまで10日以上は保つかな。
ああ、もっと早く写真を撮ればよかった&切り花にでもしてみればよかった。

小さなベルみたいな、ピンク~サーモンオレンジのお花。


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全景。2本の花茎を長く伸ばしてます


去年の秋ごろ購入したものの、大きくなるわけでも紅葉するでもなく、かといって枯れるでもなく、特に動きのなかったリラシナ。なんだこいつと思ってました。
なのになのに、3月頃から花芽が見えはじめ、あれよあれよという間に花茎を伸ばし、ついに咲いたのであります。


<開花までの流れを写真で解説!>
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3月ごろ。葉のあいだから赤ちゃんの指のような花芽を発見。

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4月はじめ。伸びてきたのでやっぱ花芽だ、と確信。ややキモカワ

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4月上旬~中旬だったか? 頭を垂れるかんじの曲線がかわいい

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蕾部分もしだいに成長してるのがわかる

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5月。花茎が長くなりすぎて、引いて撮らないとフレームに入らない!

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咲く寸前の赤く色づいた蕾。か~わ~い~い~!!


…とまあ、こんなかんじで、2ヶ月ほどのあいだにぐんぐん花茎を伸ばしてゆく様子は、なんというかフシギでした。葉っぱのあいだから、何でいきなり伸びてくるの?ってとこも含めて、全体的な色とか質感とか、多肉の花ってやっぱ面白いですね~。

この暖かさにつられて、本体のほうもちょっとずつ大きくなってきたようです。

気絶するほど美しい

Fri.13.03.2009 0 comments
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ベンケイソウ科 エケベリア属 “ラウイー”

美しいエケベリアの5本の指に入るのではないかと思う。買ったときに、「…それは難物ですよ」と念を押されたが、何とか半年ほどは生き延びております…

この白さ、何だろうね。まるで暗黒舞踏家のように白い粉を被っていて、ほんのりピンクとも緑とも言えない色がまるで色白の人の血管が透けるような感じで透けていて、でもやっぱり白い。葉緑素はちゃんと白粉の下にあるんだろうか。

“ドクツルタケ”とか、ああいう致死性の毒キノコもゾクッとするほど病的に白く美しいけど、それに通じるものを感じる。死の匂いさえするというか…

DSC04144a.jpg

寒さにやられたせいか下葉が枯れてしまったけど、暖かくなると元気になるだろう。ただ、成長も遅いし、夏が乗り切れるかどうかが心配だけど。

ぷっくりとした葉の形といい、どうにも悩ましい多肉です。




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タイトルはcharが歌った阿久悠の曲をパロってしまったけど、阿久悠が亡くなる2週間ほど前、なぜか猛烈に阿久悠に会ってみたい!と思った。そして、会える気がしていた。私は今まで、会いたいと思った人には必ず会えて、さらに一緒に仕事したりできるという不思議な運の持ち主だからです。
だが、それは一生叶うことがなかった。


快傑ジュリーの冒険 [DVD]快傑ジュリーの冒険 [DVD]
(2002/11/12)
沢田研二

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1976年~1987年まで、ほんの短い間の沢田研二を収めたDVD。ドレミファドン!という、あのクイズ番組の歌コーナーの寄せ集めであり、迫力や映像美という観点で見るとyoutubeなどに数多く落ちている動画に到底かなわないが、それでもこれはなかなかとんでもない映像集だと思う。
それは、ほんの10年足らずのあいだに、ジュリーというスーパースターがいかにして誕生し、最盛期を迎え、いかにして滅んでゆくかがまざまざと描かれてしまっているからだ。
限られた1コーナーにフレーミングされているからこそ、いっそうそれが際立つ。

青臭く歳上受けしそうなぼっちゃんジュリーから、若き女たらしの不良ジュリーへ。
そして若くして人生に醒めてしまったギンギラのスーパースタージュリーから、
苦みばしって皺も出てきた顔にメイクを施し、それでも甘く歌うジュリーへ…
沢田研二は、年齢に合わせてまた時代に合わせて、変幻自在にキャラクターを変えてきたコスプレの人だが、とにかくジュリーというスターの一生、その変遷が、こんな一枚に収められてしまうなんて!と、本当に感慨深いというかなんというか…
昔は、誰もがちゃんと「大人」として「成熟」しなければならなかったのだから、ここに映っている10年間、さぞかしジュリーは大変だっただろうな、と思う。アイドルは卒業しなきゃいけないが、若作りせずにやっていけるほど芸能界は甘くないわけで。

やはり一番脂が乗っている黄金期は阿久悠の歌を歌うところで、多くの人のイメージに残るジュリーはきっとこの時期なのだろう。ジュリー本人はあまり阿久悠の歌が好きじゃなかったようだが、結局人がジュリーに求めていたものは阿久悠的世界観を生きる幻像ジュリーであり、一番似合っているのもそんなキャラだった。と書いたところで、続きはまたいつか。



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