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beatrixxx

Author:beatrixxx
77年うまれ。広告業。ブログテーマは園芸→旅行へ。常にいちばんやりたいことをやる、をモットーに書き散らかそうかと思います。
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キク科のユ・ウ・ウ・ツ

Tue.01.09.2009 2 comments
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キク科 クンショウギク属(ガザニア属)ガザニア Gazania


台風なのに晴れた日の写真ですみません!んでもってまたまた過労のためご無沙汰しておりました…。

あまりにも、あまりにも整った(まさに勲章)カタチの花を咲かせるガザニア。作りモンみたいですが本物です。セルビアの花屋で買って、5月中旬に種を蒔いた種が今咲いています。

しかしこれ、かなり日本では扱いが難しい。南アフリカ原産、つまり多肉ちゃんとかと同じで高温多湿がかなり苦手。晴れた日にしか花を開かない習性があるのに、日本の夏の太陽はちょっと…。あと雨にも当てないで…。などと抜かしやがる手のかかる子。

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↑色違い。のしおれかけ

うちではちょっと…いやかなり調子が悪いですね。発芽したての頃アブラムシがついたりとか、根本からいきなり倒れて枯れたりとか、うどんこ病になったりとかして、どうもうまく育ちません。そりゃこんな灼熱地獄は辛かろうよ。多年草ではあるものの、この先生き残るんだかどうだか…

キク科って、日本ではなじみの深い花ばっかりで(さんざんこのブログに出て来ている百日草もキク科です)、このガザニアもよく花壇なんかに植えられてますが、いまいち日本の気候には合わんというか、どうも、強いんだか弱いんだかわからない。花壇でも、うどんこ病に取り憑かれて枯れてるのも見かけるし。

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↑全景。ほらね、グッダグダですよ

なんか、咲くには一応咲くというか、生命力がしぶといんだけど、なかなか奇麗に育たないのです。キク科全般。

好きな花なのになぁ、ガザニア。葉っぱが独特で、多肉じゃないけどパキパキしてて固くて、よく折れるんですよねぇ…。
多湿に弱いってんで、多肉用の用土(軽石みたいな)をかなり混ぜ込んで植えてるのに、なんでこんなに調子が悪いのか…

そしてさらに。

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キク科 エゾギク属 アスター(エゾギク)Callistephus chinensis

…ついにこちらも開花しております。同じくセルビアの花屋で買って、5月中旬に種まきをしたアスター。これはかなり菊っぽい花ですよね。思ったより色味も繊細で、華奢な佇まいといい、野菊みたいです。

…しかし。こちらも中国の高山地帯原産で、日本(つーか東京都心のベランダ)の夏なんか大嫌い。蝦夷っつーぐらいだから北海道の涼しい夏がお好みなんでしょう。

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↑グダグダどころか…ボロッボロですから!これで咲けるのが奇跡

いろいろ調べていたら、「日本で、農薬を使わずに、病虫害にやられずに育てるのは至難の技」みたいな記述があったんだけど、これホントにマジでそうだわ。

まず、葉裏にハダニが密生。ハダニにはオルトラン(愛用の農薬。手軽)は効かないので、どうしたもんかと思いつつ放置していたら、葉が透け透けのボロボロに。その時までは「ハダニってこんなになんのか!」と憤っていたんでしたが、ついにとんでもないものを発見してしまったのだ。

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↑あんまりグロイんで極小サイズにしてみたが、物好きさんは拡大してみてね(はぁと)

それは…アワダチソウグンバイ!

これは、ハダニよりも強力(より大型で、葉を吸いつくす)な吸汁害虫であった…同じくキク科のセイタカアワダチソウ(有名な、嫌われ外来生物ですがね)に付く外来害虫なのだが、ここ日本では天敵がいないらしく激増してるらしい。こっ…こええええ。

私もあまりの気味悪さに色々検索していて、あっこれか!と初めて名前を知ったぐらいの新参者なのですが、こいつはあなどれませんよ!アワダチソウグンバイ!ここ10年ぐらいで爆殖してて、同じくキク科のヒマワリなんかにも付くらしいです。

余談ですがセイタカアワダチソウは、一時期向かうところ敵無しの爆殖っぷりで猛威をふるったものですが(私がコドモの頃といえば、空き地にセイタカアワダチソウというのが典型的景色だったな。田舎のニュータウン育ちなんで)、今はちょい落ち着いてるようです。

というのも、奴らアレロパシーといって根から毒(成長阻害物質?)を出して他の植物を枯らし、その場所を自分の天下にして増えてくわけですが(なんたる凶悪!)殖え過ぎてその毒に自分があたっちゃった、つー話。なんかの教訓になりそうですね。おまけにこんな、アワダチソウグンバイにも吸われるしで。

いつの世も植物や昆虫の世界は戦国時代なのであります。アワダチソウグンバイには今のところ天敵がいないけど、まあこの先どうなるかわからないしね。

そんで、日本では悪者の特定外来種に指定されるのってキク科が多い(オオキンケイギクとか)ですが、そんなに爆殖するような生命力がありながら、なんでうちのベランダでは瀕死なのか?と、そこが問題なわけです。

…まぁ、この先には秋の長雨がありますし、キク科の試練はまだまだ続くようですよっと。




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さて、菊といえば…な、どーしょうもない動画でも載せてみます。(何故菊かは7分頃から…)youtubeがUPできないのでニコニコですが。




最近、80年代後期のPVとか観てるうちに、今更(ホント今更だ!)米米CLUB(といっても、君がいるだけでとかがヒットする以前の)に超ハマりまして、なんでこんな素晴らしいものに気づかなかったんだろう!という感じで目からウロコが落ちまくりなんですよね。

今まで、数々の、恐らくは10000回ぐらいは洋邦もジャンルも問わず色々なライブやコンサートetcに足を運びましたけど、実は「ずっと気が散らずに集中して楽しめたのは」、チック・チック・チック(!!!)のフジロックでの初ライブと、マイブラmy bloody valentineの再結成?ライブ(これもフジロックだな…)ぐらい。いつも何やかやと気が散るのが常だったんです。

…でも。80年代中盤~90年代初頭までの米米のライブだったら、多分、それ位の熱中っぷりで楽しめたんじゃないのかなぁ。それぐらい、今、ネット上の動画で観ても神がかってる。ホントに天才的で、ステージと客席との一体感というか、いや微妙に客を突き放してるからロック的な一体感ではないんだけど、ダンス的な一体感含め、なんというか歌もコント(!)もグルーヴ感…いや、客席巻き込み感が半端ないと思うんです。

こういうステージ観てると、ホント今まで自分は何を観て来たんだ、と思いました。特にバブル絶頂期でのライブでは、大掛かりで金をかけたステージセットや衣装とか仕掛けとか、ホントにエンターテインメントで。でもゴージャスってだけじゃなく、いかがわしくてマニアックで。最高にファンキーで、しかも笑えて!

このへんも凄いと思うね。石井が監督したPV↓


こういうとき私は、ちょい前もちょい書きましたが、「バブルの豊穣」というものについて考えざるを得ません。単に金をかけたってだけじゃなく、時代にそれを受け入れる素地があるか、という点においても…当時の米米のライブなんて、草食男子が溢れ返る現代においては胸ヤケ間違いなしだもん。
ミュージシャンが普段着で、作り込んだセットなんかないステージで歌うところしか観た事無かった私って…ロスジェネって、どんだけ欠食児童だよと。(渋さ知ラズとか、観てる場合じゃなかっただろう!と)

しかし、なんであんなに鬼気迫る天才だったカールスモーキー石井は、今現在あんな風になっちゃったんだろうなぁ。マジで理解に苦しむ。

…とかいう米米話は、また今度。
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日本の夏!

Sun.23.08.2009 0 comments
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ヒルガオ科 イポメア属 アサガオ“暁の光”Ipomoea nil (L.)


ごごごごごごぶさたしております…

お久しぶりです!お元気ですか!私は元気です!日本に帰って参りましたよ!
キューバから帰ってからも怒濤の忙しさでここにアクセスするヒマがなかったのですが、園芸(つーか朝の水やりのみ…)は続けていました。

というか、旅行中にモロモロ枯れてるかと思ってたのが、何と死亡件数0!どうやら夏休み中、東京は天気がいまいちだったようですが、それが功を奏したんだか何なんだか、とにかくペットシッターさんに感謝!

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↑もう、とにかくカオス

…ていうか。枯れるどころかあらゆる物がワサワサと茂り、蔓を伸ばして互いに絡み合ったりしてるもんだから大変です。ジャングル化してます。洗濯物干す場所がねぇ~。ハバナも暑かったが東京も暑い~~~。熱帯雨林~~~。

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そしてそして、旅行前は蕾の気配さえなかったアサガオちゃんが、帰ってきたら思いっきり咲いてたんであります。これは「暁の光」という日本アサガオで、大輪の花、斑入りの葉のコントラストが美しい。

種袋に載ってた写真は、まるで日の丸みたいな感じだったんだけど(暁の光、だしなぁ…)咲いてみると中心部の赤紫色が滲むような感じで、水彩画みたいな儚さがあって、良いです。

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↑昼間。花はしぼんで葉もくたっとなる(水切れ)

朝顔というだけあって花の見頃はもちろん朝。見よう見まねで「あんどん仕立て」(輪っかつきの支柱に、時計回りと逆に蔓を巻き付ける伝統的な仕立て方)にしたりしてみたものの、だんだん蔓が四方八方に伸びていってしまい…。今はゴーヤとも絡み合ってて大変です。もう放任です。

やっぱ日本の夏にはアサガオがなくちゃね~。それも西洋朝顔じゃなくてこういう和モノ。入谷の朝顔市とか、行ってみたいなあ。朝顔って、古典園芸のジャンルに入るというか、江戸時代とかにめちゃめちゃ品種改良されたんで、いろんな種類があるんですよ。

さて、そんな季節の花アサガオが咲きまくる(朝咲いて昼にはしぼむ花だけど、一日に4~5個は花を咲かせてる)今日この頃ですが、留守中にちょっとびっくりするものも咲いていました。

それは…

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ビオラ。

…なんと、こぼれ種から発芽して勝手に育ってたビオラが開花。日本では夏越しできないから、先日うどん粉病にかかった株を処分したというのに、強いっ!!!すげーよ。しかもF1種の親とは違う、紫の入った先祖返りした姿で。この雑草魂、見習いたいもんです…

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紫の斑点がかわいいです

梅雨明けだぜセニョリータ

Sat.18.07.2009 0 comments
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キク科 ジニア属 ジニア・エレガンスZinnia elegans(ヒャクニチソウ、百日草)
小さな花が真ん中に集まってて、さらに花弁が取り囲んでるみたいな構造


梅雨明けとほぼ同時に咲きましたよ、ジニア・エレガンス!

エレガンスっつーわりに、大味で元気が良く繊細さを欠く。まさに夏の花。
セルビアで買った種ではありますが、元々はメキシコ原産です。この目に痛い原色。

先日、うどんこ病と灰色かび病に冒されて…という話をしたばかりですが、とにかく一つ目の花は無事開花しました。

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↑しかし本当に大味ですね

ジニア・エレガンスというよりは、「百日草」という和名のほうが馴染み深いですね。なんつーか、仏花、つまり墓や仏壇に日本では昔からよく供えられてきた花です。昭和の香り。うちのお婆ちゃんが昔よく作ってたのを思い出します。

<成長過程>
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↑6月初め。飛び抜けてでかいのが百日草

5月半ばに種をまいて、成長の早さにビビること二ヶ月。ぐんぐんでかくなってついに花を咲かせてくれました。

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↑ポットに移植したころ。

5月、梅雨入り前からあまり太陽が出ず、ひょろひょろと徒長気味に育ったせいで茎がビヨーンと斜めに伸びた苗もありましたが、本当にとにかく成長が早く、そして丈夫だった。小さな苗の段階で引っこ抜いて根っこが切れまくったものも、適当に植えたら根付いたりしたし。

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↑成長しまくりです

ポットに植え替えても根っこがすぐに回るので、定植しなきゃ!と焦りました。だって週末しか園芸マトモにできないし、天気は悪いし、ちょうどいい鉢が空いてなかったりしたんで、でもこっちの事情を植物は待ってくれないのよね。

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↑6月20日。第一弾定植(この他、鉢が2つある)

葉っぱがでかいし、摘心しなくても脇芽がガンガン出てくるので、60cmに3株くらいが限度。とにかく、花に大して葉っぱが多いというか、その佇まいといい、夏の花らしくデリカシーを欠く植物ですよ。

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↑写真が見えづらいですが、ぐんぐん伸びゆく様子

遅めの定植をしてから、蕾が出て来たところでもう遅すぎるものの摘心したりして、すくすく育ってたんですが、この頃から梅雨の雨に打たれることが多く、うどんこ病と灰色かび病が出始めました。

丈夫で大味なくせに妙なとこで繊細というか、そういうとこも何つーかまた…

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↑膨らみゆく蕾

そもそも、さっきも書きましたが葉っぱがデカイ。うちで、カンナ、ゴーヤについでデカイです。一枚の長さが20cmぐらいあるやつもあるんだよ。対生してワサワサ茂ってゆく様子はバジルを思い出させる。

そんでそのデカイ葉っぱで太陽をガンガンと浴びて、大概の草花が弱りがちな真夏にも負けずに咲くから、昭和の人々は好んで仏花などに利用してたんだろうなぁ。

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↑病気なのに元気

湿気に弱いくせに、太陽がガンガン当たると水切れしてしおれたりして、百日草というと丈夫な植物の代表みたいなのに、何かと手がかかりました。

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↑蕾のころ。ぎゅっと詰まっててかわいい

蕾もフシギで、開花の過程がちょっと面白い。成長は早いのに蕾ができてから咲くまでは結構時間がかかったりして、そういうのも独特です。

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↑咲きかけの頃。花弁がくるっと内側に巻いている!

そもそも何で「百日草」というかというと、花期が長く100日咲くからだそうで(んなこと言ったらビオラなんて200日草ですよ)、おまけに花モチもいいので切り花にも適しています。そういうところも仏花に(略)


そもそも、百日草って実は全然好きな花じゃなかった。大味だし、可愛げがなく単調だし、古臭い。なのになんで植えたかというと、セルビアの花屋でダリアと間違えて買ってしまったんでした、すいません。同じキク科とはいえ、ダリアは球根だっつーの。

メキシコ原産のいかにもな容姿なのに、何故か日本では長らく仏花として利用されていて、それを私がセルビアで(ダリアと間違えて)買って、渋谷区のベランダで咲かせる。という、不思議なことが起こっております。日本で買ったほうが園芸品種も豊かだし、高温多湿や病気に強い品種もあるのに……

とはいえ、そんな妙な縁あってうちに来たわけだから、うどんこ病/灰色かび病に負けずにがんばってガンガン咲いてくれよ!!!



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今日は仕事で六本木一丁目の泉ガーデンタワーへ行った。そしてその後別の仕事で神谷町のオランダヒルズ森タワーへ行った。いや別に建築や不動産の仕事をしてるわけじゃなくて、そこに入ってる会社に用があったのだが…

そもそも泉ガーデンタワー自体、とても入り組んでいて、一度地下鉄の改札から直接入ってしまうと地上との接点が見つからない。エスカレーターと中庭が複雑に交錯していて、地上なのか地下なのかわからなくなるのだ。入った人を故意に出られなくして金を落とさせるというマカオのリスボアよりも余程出られない(笑)

そこで泉ガーデンホテルのエントランスを何とか見つけてそこからオランダヒルズへ向かうべくタクシーに載ったのだけど、ほんのワンメーターぐらいの距離なのに、またあの辺りがめちゃめちゃ入り組んでいるのだ。ちょうどホテルオークラの周辺辺り。各種大使館、寺、そしてオフィスビル、坂道につぐ坂道…という感じで。昔から思っていたし、都心にはそういうところが多いけど、特に群を抜いてラビリンス。やばい。

港区のあの辺りは、森ビルのシマだが、ホントにこりゃ「森」だな…とあらためて思った(泉ガーデンは住友系でもあるけど)。一度迷い込むと出られなくなる、都心の森。そりゃあ様々な魔物も跋扈しているだろうよ。

とはいえ、神谷町って私が昔妄想していた「東京のオフィス街」そのもののイメージで、好きなんだけど。

さよならビオラ

Mon.06.07.2009 0 comments
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4月頃、いちばん元気だった頃のビオラ“フローラルパワー F1 アプリコットリップ”

昨日、ついにビオラを処分した。

まだ花が咲いているので可哀想に思ったが、うどんこ病にやられていたし、茎が伸びまくり、かなり見苦しいことになっていたのだ。枯れかけた花に情けをかけて置いておくほどうちのベランダに余裕はない。

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↑現在、変わり果てた姿

思えばこのビオラは、なんと去年の12月から咲いていたのだった。うちのベランダで、私が園芸を始めてから初めて種から育てて咲かせた花で、その間に様々な花が開花しては枯れて行ったが、ビオラはその間も、来る日も来る日も蕾を上げて、黄色い花弁を開き続けていた。

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↑全景。茎があちこちに伸びまくっている

園芸を始める前は、ビオラだのパンジーだのに興味はなかった。新興住宅地で派手なおばさんが咲かせているファンシーな花、ぐらいに思っていて、むしろバカにしていたのである。高度に園芸植物化された人工的な感じも好きじゃなかった。

でも、実際育ててみると良さがわかった。花期がとてつもなく長く、いつも元気に花を咲かせ、育て方も簡単。健気だし、どこか野性的でもある。近寄ると、とてもいいスミレの香りがするし、ベランダに花の無い季節がパッと華やかになるのだ。

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↑種。ほっとくとすぐにはじけ飛ぶ

ビオラは本来多年草だが、日本の高温多湿には耐えられないので、夏に処分する一年草として扱うらしい(こういう草花は結構ある)。何年も咲かせてやることができないのは悲しいが、株元の土では既にはじけ飛んだこぼれ種からいくつも芽が出ている。この芽は夏を越せないが、種をとっておいたので、秋になったら蒔いてみるとしよう。

F1種は親と同じ形の花にはならないと言われているので、先祖返りしたみたいな大して奇麗じゃない花が咲くかもしれないけど、それはそれでいい。

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↑大きくなりつつあるヒャクニチソウの蕾。

これで、ベランダの春の花はすべてが終わった。夏の花がぐんぐん育って、開花を待っている。このようにして季節は変わってゆく。

リアルタイムな季節

Wed.17.06.2009 0 comments
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ヒャクニチソウの葉の上でしばし休むヒメカメノコテントウ


雨である。

私の仕事というのは、夏ごろからバレンタインデーの企画を立てたり、さらには化粧品やアパレルなら(例えば秋冬モノは8月ごろ発売されたりするので)ほぼ一年前から次シーズンの商品を扱ったりしているので、ひどく季節感を撹乱する。言うならばああ春が来たとか、ああ夏が終わってしまうとか、ああ冬にはもう飽きたとか、肌身に感じるのはそのぐらいだ。

でも園芸をやっていると、イヤでも季節に敏感にならざるを得ない。
その日の天気に一喜一憂するのは勿論、雨続きだと苗が徒長するとか、秋冬はベランダの壁の影が長くなって日が当たらないとか、こんなに寒くて多肉が凍るんじゃないかとか、いつでも温度や太陽のことばかり考えているのだ。

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↑そして、ヒャクニチソウはぐんぐん育ちつつも徒長ぎみ。ちなみにセルビアで買った種です。

園芸を始めたのが去年のお盆過ぎで、気温が下がりゆき、寒さに耐える植物を見ていることが多かったので、ここ最近の暑さによる植物の生育ぶりには、もう驚くしかない。たとえばこのブログの写真も、多くても3~4日に1回ぐらいの割合で撮っているんだけど、それだと植物の成長が早すぎて間に合わないぐらいですよ。

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↑バーバスカム・ポーラーサマー。粉みたいな種だったのにこんなに大きく…

昨日は球根の話を書いたけど、5月中旬(セルビアから帰ってから)種を蒔いた苗たちが、ぐんぐんぐんぐん育っている。朝見て、夜帰って来て、一日の育ちっぷりにビビる。すげーよ、夏前のこの感じ。春は開花フィーバーだったが、この季節もなハンパねー。

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↑ガザニア。これもセルビアで買った種。

私は、種モノに関して言うとまずはジフィーセブンに蒔いて→ポットに植え替え→鉢に定植、という過程をとっている。この速度で育たれると、その作業がめちゃめちゃ忙しいんですけど!早く植え替えなきゃ根が回る!という感じで、休むヒマがない。

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↑アスター。これもセルビアで買った種(揃いも揃ってなんでキク科ばかり…)

このカラフルなポット群が待機してると考えただけで、頭がいたい…この他にもアサガオやオダマキなどがまだジフィーセブンの中にいるし…しかも今週末は所用でマカオに行かねばならないので、園芸できないし。あ~困ったな。それよりも3日間いない間に水切れするんじゃないかという心配が一番大きい…

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↑あばしゴーヤー。5粒蒔いてこれしか発芽しなかったという貴重な苗…枯らしてたまるか!

しかしとにかく、植物たちは元気です。今この瞬間も育っているというライブ感。一気にではなくて、グラデーション的にでもなくて、温度も湿度も上下しながら移り変わってゆくリアルタイムな季節感。
私がベランダ園芸家(素人)として初めての夏が、いよいよやってくる!!!

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↑上の苗たちの1ヶ月近く前の写真。種を蒔いて一週間ぐらい経った頃。
こう見ると一ヶ月でどれだけ育ったかとあらためてビビりますね…


…さて、昨日の球根含め、夏のベランダは一体どうなってることやら。乞うご期待!




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(いきなりネタバレ注意!)
例の、オタマジャクシが降って来た…というニュースを見て、この映画を思い出した人はどれぐらいいるんだろうか…。
“ブギー・ナイツ”などで、「好きな人はかなり思い入れをもって好き」というような感じの趣味人人気(何だそりゃ)を得ているポール・トーマス・アンダーソンの代表作。ですがこれ、私としては、とても最高だ!と思うところと、なんか興ざめだ…と思うところが同居してて、イマイチかもしれません。映像やシーンの構成という点で見ると、とても面白く素晴らしい映画だと思うんですが。

トム・クルーズの狂ったような演技とか、元天才クイズ少年の悲劇とか、ラッパーの少年とかそれぞれがあざといけど素晴らしいし、いくつものキャラクターやエピソードが交錯していって、それぞれのどうにもならない人生が重層的に描かれてく…ってのはまあいいんだけど、みんなが同じテーマソングを(あたかもミュージカルかPVであるかのように)歌いだす、ってとこで一気に萎えるんですよね。もう、激萎え。

あの~~~~~~~~~………マジレスすると、どうにもならない感じ、それが共鳴しないところにこそ(人の孤独なんか響き合わないというところにこそ)人間の本質ってのはあるんじゃないんですかね。本当のどうにもならなさというか。なんで同じ歌を歌わねばならないのか?…ああ、あのシーン(カエル、じゃなくて歌のシーンです)の狙ったような陳腐さが、本気で陳腐に見えてしまい、前半の良さも台無しに感じられます。すべてが思わせぶりの安いペーソスに思えるんですよ。何なんだ。群像劇ってやっぱ難しいなぁ(オチの付け方とか)。

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